TEL 090-5062-8136
FAX 0771-68-9966
〒629-0302 京都府南丹市日吉町志和賀西里44-4
食味値とは、下に書いている1~4の要素によって決まる、お米の美味しさを表している値です。西村farmの京ほたる米は87点と『良い』の評価をいただいています。
タンパク質含有量が高いと、ご飯の粘りが弱くなり、タンパク質含量が低いと粘りが強くなります。タンパク質含有量は肥料の問題で、チッソが米に残っているかどうかを表しています。
カルテック栽培ではチッソをできるだけ減らして栽培しているので、タンパク質含有量を低く保てます。
アミロース含有量の低いお米のご飯ほど、冷めても粘りを保つことができ美味しいと言われています。ご飯のデンプンは炊きたての温かいときは充分に糊化膨潤(αデンプン)しているのですが、冷めてくると再配列して(βデンプン)硬くなってしまいます。この現象は「老化」と呼ばれています。
カルテック栽培では、土づくり(前年秋)で化学肥料を少なくしてアミロース含有量を低くしています。
お米の水分は、食味だけでなく貯蔵性や精白歩留にも影響する重要な品質要素です。貯蔵性は水分が高いと劣り、低いと良くなりますが、過乾燥により胴割れ米が発生したものは食味が劣るとされています。当園では2段階乾燥を行い、玄米の乾燥むらを無くしています。
新米が美味しいと言われるのには、この脂肪酸度が関わっています。お米は貯蔵するに従って、元々含まれている脂肪が脂肪酸とグリセリンにかわっていき、脂肪酸度が高くなることで新米と古米の美味しさの差につながっていきます。
カルテック栽培では、他の米に比べて脂肪酸が増えにくく、保存性が良い特徴があります。また、当園では低温貯蔵庫で保管をしているので、古米でも新米と同等の味を楽しんでいただけます。
南丹市日吉町志和賀は、昔から米づくりが盛んな地域で京都府のほぼ中央に位置し、標高は約200mで太平洋と日本海の分水嶺にあたり寒暖の差が大きく農作物の栽培に適しています。中山間地域、山あいにある田んぼでの米づくりは、ひとつひとつの水田の面積が小さく機械化の進んだ現代の稲作では、必ずしも合理的な地域ではありません。それでも山あいの田んぼに「こだわる理由」は、豊かな自然がもたらす「気候」や「大地」「きれいな水」など、美味しいお米に必要な要素が十分備わっているからなのです。
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